自動搾乳システム(搾乳ロボット)について

 搾乳ロボットとは、放し飼いの牛(フリーストール)に対して、機械が搾乳作業を自動的に行うシステムです。

乳牛は、搾乳室に多回数自発的に入室し、搾乳、採食、休憩と一方通行で循環・行動します。機械により、個

々の牛が識別され、搾乳に関連した一連の作業(乳房清拭、ティートカップ装着・着脱、ストール外への誘導

等)が自動的に行われます。
 搾乳ロボットの導入には、機械一式約3,000万円前後、※別途年間メンテナンス代約100万円と高額ですが、

作業・時間の省力化・乳量増加等、様々なメリットがあると報告されています。

 

 当協会においても、平成11年10月から貸付けを実施して以来、平成16年の年度末までに北海道を中心に11台、

全国で延べ15台の貸付け実績があります。

搾乳ロボットの貸付申請の留意点

1)搾乳ロボット導入(申請)をするにあたり、まず、最終借受者と販売店(サービス)との間で「メンテナン

 ス契約」を締結していただきます。「メンテナンス契約書の締結」により、搾乳不能事態の発生や故障やト

 ラブル、消耗品の交換等、事故を未然に防ぐことができます。

 

2)1)で締結した「メンテナンス契約書」の写しを、最終借受者は所属する農協等を通じて、貸付申請前、ま

 たは同時に提出していただき、機械導入の安全性を事前にチェックさせていただきます。安全性が確認さ

 れ次第、貸付申請受理作業に移ります。

 

3)以降は通常の貸付申請受理作業となります。

 

※年間メンテナンス代金は、リース料に算入できませんのでご注意下さい。

(参考)

生乳生産合理化施設(搾乳施設)

・貸付施設名「搾乳ロボット」 ⇒ リース期間6年

保険料率:据付固定式(Dァ・2.52)

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