搾乳ロボットとは、放し飼いの牛(フリーストール)に対して、機械が搾乳作業を自動的に行うシステムです。
乳牛は、搾乳室に多回数自発的に入室し、搾乳、採食、休憩と一方通行で循環・行動します。機械により、個
々の牛が識別され、搾乳に関連した一連の作業(乳房清拭、ティートカップ装着・着脱、ストール外への誘導
等)が自動的に行われます。
搾乳ロボットの導入には、機械一式約3,000万円前後、※別途年間メンテナンス代約100万円と高額ですが、
作業・時間の省力化・乳量増加等、様々なメリットがあると報告されています。
当協会においても、平成11年10月から貸付けを実施して以来、平成16年の年度末までに北海道を中心に11台、
全国で延べ15台の貸付け実績があります。